昨日は、約2ヶ月ぶりの支部の野球サークルに参加してきました。
来月支部対抗の大会があるため、最後の調整です。
2時間という練習の中で各自が課題を持って取り組んでいました。
いい感じです。
前年は、3位でした。
私は初めての参加になりますが、前年以上の成績を残して、
美味しいお酒が飲めるように頑張りたいと思います。
全員が税理士関係の仕事をしているという中で、
野球の試合で活躍してヒーローになれたらそれは楽しいだろうなと思う一方で、
大会当日は、選手として100人以上の税理士が集まるわけですが、
その中で、税理士として一歩抜け出す価値を出せるのは、どんな部分なのか。
ふと全く別の視点で考えることがありました。
同じ税理士として切磋琢磨する仲間でもありますが、自チームだろうが、敵チームだろうが全員が競合ともいえます。
税金を〇〇円減らした、〇〇の問題を解決した、税務調査で〇〇円を認めてもらったなど
税理士だからこそ納税者の方に喜んでいただける価値があります。
とはいえ、そういう場面がたくさんあるかというとそう多くはありません。
色々な条件が揃ってがっちりハマった時だけともいえます。
そうなると日々のお客様との関わりの中でどういった価値を提供していくことができるかになります。
私の場合は、お客様が自分では集められない同業や同じような立場の方の情報を提供し、決断を後押しすることだと思っています。
それは情報を漏らすという意味ではなく、一つの事例やノウハウとして提供することでお客様に選択肢を与えるということです。
ここには感情や想いが入るのでAIにもできないことだ思っています。
つまり日頃の業務で蓄積された自分なりのデータベースの中から、
お客様が必要としている情報をスピード重視で提供することで価値を感じてもらえると思っています。
今の世の中では、1ヶ月前の情報でもすでに廃れていて使えないということがあります。
そのためには、インプット以上にアウトプットが必要になります。
7:3もしくは8:2の比率でも過言ではありません。
それくらいアウトプットに比重を置くべきです。
なぜアウトプットが必要か。
それは、アウトプットなしでは成功はあり得ないし、失敗の数だけ情報が蓄積され生きたデータベースとなっていくからです。
情報が欲しいと思ったら、インプットに走るでしょう。
それは悪いことではありませんが、
気づいたらインプットすることに力を注いで満足してしまい、できるようになったら、もう少ししたらと行動せずに時間だけが過ぎていくことがあります。
私もよくそうなります。
そんな時は、正しいか自信がないかは別にして、素早くやることです。
サントリー創業者鳥井さんの”やってみなはれ”の精神です。
お客様の価値となるデータベースは、アウトプットなしでは、よくならないことがわかってきました。
インプットだけでは宝の持ち腐れです。
ある程度のトライアンドエラーが許される世界です。
何事もエラーや失敗なくして、成功はありません。
ユニクロの柳井さんは10回やって1回勝てばいいという、1勝9敗という考えを持っています。
野球の試合は負けたくないですが、税理士業ではたくさん挑戦して、失敗して自分だけのオリジナルのデータベースを作っていきたいと思います。
それが価値を生んで、「お客様よし、地域よし、自分よし」の三方よしにつながっていくと自負しております。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは、また。
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