税務調査対策は申告前の決算書の作成段階からはじめておく

昨日からなぜか「森高千里」の「気分爽快」という曲にはまり、昔のPV、ライブ映像をYouTubeで見ています。

「飲もう〜♫」と踊りながら楽しい気分になる曲です。

誰かわからない中1の長女が私の真似をして一緒に踊ってくれました(笑)

その時代の「森高千里」は、私は、まったくの素通りでしたが、たまたまYouTubeでみて平成1桁台のノリを楽しんでいるオジサンです。

わかってくれると人がいると嬉しいです。

今日は税務調査対策の論点整理の第2回目の講義を受けました。

元国税調査官の方が講師なので、税務署の裏話や内情が聞けて大変勉強になります。

税務調査の立会いはそう多くはありませんが、いつ来るかわからないからこそお客様の事前の不安を取り除くためにも、最近の調査の動向やトピックを仕入れておくことは非常に重要です。

比較的開業間もないお客様は税務調査に対する関心が高いような気がします。

とてもいいことだと思います。

どうせ自分のところには来ないでしょ、という人ほど書類の保管がいい加減で、

いざ税務調査の連絡が来たときに焦って不安がる方が多いです。

私はそうならないためにも税務のチェック時から税務調査が来てもいいような対策と準備をしています。

税務調査で確認する内容はだいたい決まっています。

売上や在庫の漏れはないか、経費が過大になっていないか、給与となるような外注はないか、経済的利益の供与と認められるものは含まれていないか、交際費などの飲食代にプライベートのものが入っていないか、資産に計上するものはないかetc

以前勤めていた事務所で学んだことが非常に生きています。

会計をチェックするときは自分が調査官になったつもりで、そしてその調査官となった自分に指摘されたらこう答えるところまで想定しています。

すると自ずと事前に必要なエビデンスをこの時点で準備しておくことができます。

ないものをあるように見せる必要はなく、

そのように至った経緯などをまとめておくイメージです。

メモや資料で根拠を明確にしておけば、後で困ることはありませんし、

そんなに時間のかかるものでもありません。

このことを共有しておけば私だけでなくお客様自身も、もし自分のところに税務調査が来たらどうなるのかという考えを事前に持っておくことができます。

一緒に納税する意識も高くなります。

最近新規のお客様とのお話しのなかで以前の税理士は税務調査の対策を

していないという話をちょくちょく聞きます。

本当にしていないのか、話題にしていないだけなのかは不明ですが、

税務調査当日も調査官の言いなりだったという話も聞きました。

言いなりというのはいかがなものかと。

税理士は公正中立な立場なので、税務署の言われるがままに納税者が不利になるようなことがあってはいけませんし、かといって納税者の脱税を幇助してもいけません。

間違ったことは間違っていると主張するもしくは根拠を示してもらうように税務署側に働きかけ納税者が不利にならないように納税者側の代理となって窓口となるのは最低限税理士として必要な心構えだと思います。

次回も引き続き最近の税務調査の動向などを書いていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

それでは、また。

 

 

 

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