「時中」に生き、今を断行する。

前回のブログで「事務所を移転します」とお伝えしましたが、先日無事に完了しました。

といっても、大きな引っ越し業者を呼ぶような規模ではありません。

自分でモニターや備品を車に積み込んで、何往復かして運ぶ。

そんな手作り感満載のスタートでした。

新しい事務所からは、私の大好きな富士山がよく見えます。

ひと段落して、富士山を眺めながらコーヒーを飲む。

この時間が、今の私にとっては何よりの贅沢です。

怖さの先にある、家族からの「エール」

環境を変えるというのは、言葉で言うほど簡単ではありません。

今まで築いてきたものを一旦脇に置き、またゼロから積み上げるような感覚。

正直、怖さもあります。

リスクだって頭をよぎりますし、「このままでもいいんじゃないか」と立ち止まりたくなる夜もありました。

でも、一歩踏み出したからこそ見える景色がある。

今はそれを、新しいオフィスの空気と共にじわじわと実感しています。

そんな移転初日、私を一番勇気づけてくれたのは、仕事の成果でも綺麗な景色でもありませんでした。

中学生と小学生の娘たちが、私のためにお弁当を作ってくれたんです。

「お父さん、外食ばっかりでお腹が出てきたから」と笑われましたが(笑)、私の身体を心配して一生懸命詰めてくれたお弁当。

新しい机で、一人それを食べた時。あまりのおいしさと優しさに、不覚にも涙が出そうになりました。

「よし、この子たちのために、そして私を頼ってくれるお客様のために、もっと頑張ろう」と、改めて腹が決まった瞬間でした。

 

これからの「農ある暮らし」

もう一つ、自分にとって大きな自信になった出来事があります。 昨年挑戦した「農業経営アドバイザー」の試験。結果は、無事に合格でした!

苦手意識のあったマーケティングもなんとか乗り越え、何より嬉しかったのが「労務管理」で100点満点を取れたことです。

税理士として、ここは絶対に外せないと思っていた部分だったので、正直ホッとしました

そして、市民農園の抽選にも当選しました!

4月から、晴れて自家栽培を始めます。

近所のベテラン農家さんたちに教わりながら、自分でも土にまみれてみる。

そこで得た「手触りのある経験」を、これからの実務にも活かしていきたい。

そんなワクワクした気持ちでいっぱいです。

 

私の指針「時中(じちゅう)」ということ

私が今も継続中の経営コンサルの先生から学び、何よりも大切にしている言葉があります。

それが「時中(じちゅう)」です。

今は春夏秋冬、どの時期なのかを見極める。

その「時」に対して、最適な答えを「判断」し、逃げずに「決断」し、そして勇気を持って「断行」する。

事務所の移転も、試験への挑戦も、畑を始めることも。

私にとってはすべて、この「時中」に基づいた動きです。

この原則を徹底していれば、迷いは消えます。

 

背中を見せられるパートナーでありたい

皆さんも、日々の経営で「本当にこれでいいのか」と悩むことがあると思います。

そんな時、ただ理屈を並べる相手ではなく、「その人自身が、自分の信念を貫いて行動しているか」を、一つの判断基準にしてみてください。

私は、口先だけではない「挑戦し続ける税理士」でありたい。

家族との時間を大切にしながら、自らも汗をかき、今を一生懸命に生きる。

そんな私の姿が、少しでも皆様の勇気になれば嬉しいです。

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