六会ふるさとまつりとデフリンピックのイベントに参加しました

朝夕、大分肌寒くなってきました。

体調を崩しやすい時期なので気をつけていきたいですね。

土日は、地域のおまつり、イベントに参加してきました。

六会ふるさとまつり

先週の地区レクに続き、地域の社会体育部の役員として、地域のおまつりに参加してきました。

毎年、10月中旬の土・日で、六会市民センターで行われる六会ふるさとまつり。

昭和52年から始まり、今年で第46回を迎えます。

今年のテーマは、「心のかけはし 六会ふるさとまつり」

地元保育園の鼓笛隊のパレードや中学校の吹奏楽部の演奏、地域団体の模擬店や作品展示、舞台発表など多くの方が参加していました。

私は、昨年同様、模擬店で焼きそばとつくねの焼き係、販売係を担当しました。

朝8時の集合です。あまり頭が回っていません。

早速、家から持参したエプロン、包丁とまな板で焼きそばの材料となるキャベツ、にんじんを切っていきます。

こういうところが地域のおまつりらしいですね…。

事務所を開業してから少しづつ料理をするようになって、そこでの学びが多少なりとも生かせたので嬉しかったです。

焼きそばを焼く方も今年夏の盆踊り大会の模擬店で経験していたので、役目は果たしました。

つくねは焼き加減が少し難しかったです。

午前10時に販売を開始し、200人前近くあった焼きそばは、12時近くにあっという間に完売してしまいました。

当然ここに参加されている方は、地域住民で、本業ではないわけですが、みなさん協力し合って、手際良く掛け声をかけながら売り切りました。

活気のあるお祭りは楽しいですね。

ほとんど立ちっぱなしでしたので、後になって結構疲れが出ましたが、天気も何とか持って、とても良いおまつり日和となりました。

東京2025デフリンピックを藤沢から応援しよう

昨日は、草野球の試合後、藤沢市役所へ、

「東京2025デフリンピックを藤沢から応援しよう」のイベントに参加してきました。

私の妻が藤沢市の手話通訳者をとして登録しており、ボランティアによる参加をしていたため、私も見学に行きました。

来月から東京2025デフリンピックが開催されるのですが、ご存じでしょうか。

同じ国際スポーツ大会のオリンピックやパラリンピックに比べて馴染みが薄いので、

知らないという方がほとんどかと思います。

私も妻が手話通訳者として活動している中で、話を聞いて知りました。

実は、今回開催される東京2025デフリンピックは、100周年の記念すべき大会であり、日本では初めての開催になります。

そのため、各地で大会を盛り上げようと様々なイベントが行われています。

昨日の藤沢市役所でのいべんともその一環です。

デフとは、英語で「耳がきこえない」という意味です。

デフリンピックとは、きこえない・きこえにくい人のための国際スポーツ大会です。

デフリンピックは、4年毎に開催されるデフアスリートを対象とした国際スポーツ大会で、第1回は1924年にフランスのパリで開催されました。

(藤沢市HP引用)

健常者とデフのアスリート同士の対談を聞いてきました。

音がきこえない中での競技は、視覚に頼る部分が大きく占めるため、

サッカーなどの団体スポーツでは旗やジェスチャー、

陸上や水泳などの個人競技のスタートはランプを使うなどの特徴があるそうです。

途中の話の中で、周りの雑音やヤジなどがきこえないので競技に集中できるというメリットもあるということでした。

ただ、メンタルの調整は普通のアスリートと同じように大変な部分があるようです。

このイベントではメインの登壇者以外の別のところにも興味がいきました。

上の写真で健常者アスリート(野球選手)の横には、その人が話す内容を会場のデフの方のために手話で通訳する人、会場前列(3人組)には、登壇者のデフアスリートの方に向けて手話をする人、それとデフアスリートの方の手話を会場にいる健常者のために音声で通訳する人それぞれ役割の違う手話通訳者がいました。

普段音を中心にコミュニケーションをとっている私にとっては、いろいろな場所で一度にコミュニケーションがおこわれている世界に見入ってしまいました。

妻も言っていましたが、手話通訳者は、身振り手振りと手話を通訳する上での頭の回転とでかなりの疲労があるそうです。よくわかりました。

そのため、必ず時間を決めて交代するための要員がいるとのことです。

そして手話が見えやすいように、他で目立たないように必ず黒い服を着るそうです。

今日も黒い服を着ている方が周りに何名かいましたので、みなさん手話通訳者とすぐにわかりました。

また、その場で話されている内容を要約し、文字で伝える要約筆記の係の人もいました。

いくら話で聞いていても、実際に自分が知らない世界を目の当たりにすると、全く違う感覚になるものだと痛感させられる一日でした。

今後、デフの方々の活動にどのような形で貢献できるかはまだ分かりませんが、妻が手話通訳者であり、義理の両親がデフであるという環境から、私がデフに関わる人たちとのコミュニケーションが取りやすい立場にあると感じています。

ちなみに私の子どもたちも手話を勉強しています。

まずは、東京2025デフリンピックが盛り上がることを祈っています!!

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