自分らしく働く、ということ。茅ヶ崎の高校で伝えた「選択する自由」

昨日は、中1と小4の娘たちと一緒に横浜市の「金沢動物公園」へ行ってきました。

動物を見るのはもちろんですが、今回の目的は「散策」。

山の上にあるこの公園は、1時間ほどで回れるちょうど良いコースなのですが、なかなかの勾配(こうばい)です。

昨日は予報が不安定だったせいか、日曜とは思えないほど静かで、ゾウやキリン、コアラたちの姿をのんびりと眺めながら、良いリフレッシュになりました。

さて、そんな休日を過ごす前、先週は大きな挑戦がありました。

茅ヶ崎市内の高校にお邪魔して、「税理士の職業紹介」をさせていただいたのです。

今回の企画は、税務署と選挙管理委員会がコラボした「税と選挙」の講座。

税については税理士が話し、選挙については模擬投票を通じて学ぶという内容です。

 

私は税理士の仕事紹介に加え、なんと市長選挙の候補者の「応援演説」という大役も担当。

本業ではない応援演説の方が、なぜか緊張せず伸び伸びと喋れてしまったのは少し恥ずかしかったのですが(笑)、結果、私が応援した候補者が当選!

生徒さんたちの盛り上がりに少しホッとしました。

しかし、本番の職業紹介パートでは、約280名の生徒たちを前にして、

やはり猛烈に緊張してしまいました。

途中、用意していた原稿が真っ白になり、あたふたする場面も……。

それでも、自分なりに精一杯、この仕事の魅力を伝えてきました。

高校生にとって、卒業後の進路は決まっていても、「社会人として働く自分」を想像するのは、

まだ難しいことかもしれません。

だからこそ、私は彼らにこの言葉を贈りました。

「自分らしく働く」とは、「どこで、誰と、どんなふうに働くか」を、

自分自身で選ぶことができるということ。

私にとっては、税理士という資格が、その理想とする働き方を「自分で選ぶ」きっかけを与えてくれました。

12年間の組織での経験を経て、今年の1月に藤沢で独立した今、その自由と責任の心地よさを、心から実感しています。

生徒さんたちが将来、進路に迷ったとき。

「そういえば、あの時あたふたしながら喋っていた税理士が、何か言っていたな」と、少しだけでも思い出してくれたら嬉しいです。

皆さんの未来が、自分らしい、ワクワクする挑戦でいっぱいになることを、心から応援しています。

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