釣果を分けたのは、AIか、それとも「看板娘」の言葉か

いよいよ今年も、サーフの投げ釣りシーズンが始まりました!

昨年から本格的に始めたこの釣り。

日が昇る早朝の爽やかさ、青空の下の開放感、そして夕日が沈む中での静寂。

果てしない海に向かって思いっきり仕掛けを投げる爽快感は、

何度やってもたまらないものがあります。

自分で魚の居場所を探し当て、竿に「ブルブルッ」と反応があった時のあの興奮。

そして、命に感謝しながらいただく魚の味。

これがあるから、ついつい海へ通ってしまうんですよね。

私はもともと少し気が短くて、欲張りなところがありまして(笑)。

のんびりぼーっとするのも好きですが、

どうしても「短時間でいかに効率よく釣るか」を作戦立ててしまうタイプです。

「どの距離に魚がいるのか」「いつまでここに粘るか」「次はどこへ動くか」……。

そんな風に頭をフル回転させる時間は、まるで脳トレのようで、これがまた楽しいんです。

今シーズンのスタートは、ホームの茅ヶ崎・サザンビーチを選びました。

シロギスのシーズンは本来夏なので、この時期はまだ水温が不安定。

「運」も大きく左右します。

最近は、AIに場所や状況を伝えると、かなり的確なアドバイスをくれるようになりました。

今回もAIに相談したところ、あるポイントを勧められたのですが……。

エサを買いに寄った老舗釣具店で、地元で愛されている看板娘(御年80代!)の方に状況を聞くと、

どうやらAIが勧めてくれた場所とは、真逆の方向で釣れているとのこと。

事前に考えていた場所と違うので迷いましたが、ここは地元の声を信じることにしました。

結果は――見事に3匹ゲット! 帰宅して、美味しく「素揚げ」にしていただきました。

名物おばあちゃんのアドバイスは、決して「勘」ではありません。

毎日お店にやってくるお客さんとの会話から、

「ついさっきまで海にいた人たちの生の情報」を常にアップデートしているからこその正確さ。

AIが拾ってきたSNS上のデータ収集よりも、現場のコミュニケーションから得た一次情報のほうが、

はるかに価値がある。

そう改めて実感した一日でした。

去年はできなかった、自分からの「声掛け」

この一件をきっかけに、私自身にも少し変化がありました。

砂浜で釣りをしている人に、「今日はどうですか?」「どのへんで反応ありますか?」

と思い切って自分から話しかけられるようになったんです。

実は、昨年まではそんなこと全くできませんでした(笑)。

逆に声をかけられることもあり、その瞬間だけの出会いですが、お互いが「お、頑張りましょう!」

と健闘を讃えあうかのようなコミュニケーションが生まれます。

現場で人と繋がることで得られる情報の鮮度を知ってからは、

その「触れ合い」自体も釣りの楽しさの大事な一部になっています。

「簡単じゃない」から、やめられない

その後、勢いに乗って2日連続で出かけましたが、結果はあえなく「ボウズ(収穫なし)」。

そう甘くないのが釣りの面白いところですね。

簡単じゃないからこそ、「次はどうしてやろうか」とムキになってしまいます。

気分を変えて、後日は大磯の海岸へ少し遠征してきました。

茅ヶ崎とはまた違う雰囲気の中、地形をイメージしながら移動を繰り返し、なんとかここでも3匹。

釣りって、体も使うけれど頭もフル回転させる、立派な「スポーツ」の一種ですね。

周りを見渡すと、皆さん思い思いにマリンスポーツを楽しんでいました。

ふと空を見上げると、パラグライダーに乗って、母の日に鯉のぼりをつけて飛んでいる方がいて。

「日本って平和だなー」としみじみ感じたものです。

楽しみながら、悩みながら、範囲を広げる。

これで、江の島から大磯までの海岸を自分なりに歩いたことになります。

今年はさらに範囲を広げて、二宮から国府津(こうづ)あたりまで足を伸ばしてみるつもりです。

仕事も遊びも、自分で考えて動いた結果が出た時の興奮は、格別なもの。

今シーズンも、楽しみながら、悩みながら、新しい体験を積み重ねていこうと思います!

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