税理士会
税理士会は、税理士として登録すると強制加入となり、会費を払って会員となります。
会費は、年間15万円ほど。
登録する事務所の場所によって、所属する会と支部が決まり、私は、東京地方税理士会の藤沢支部に所属しています。
私は、税理士として初めて登録したのは、令和2年で当時は川崎南支部でした。その時は税理士法人に所属する税理士であったため、税理士会に所属はしていたものの、一般的な従業員と同じ立場だったこともあり、会員として何か活動したというのはほとんどありませんでした。
毎年、区役所などで実施される市民向けの確定申告無料相談会には出ていました。
今年の1月に開業税理士となり、藤沢支部の所属となったわけですが、本業と両立しながら会員としての会務があることを知りました。
・税務署との協議会、意見交換会
・税理士パンフレットを作成し、関係団体への配布
・ゴルフやボウリング、支部旅行などの実施
・研修会の実施
・無料相談会実施
・金融機関や商工会議所・法人会等の連携
・小中高学生への租税教室の実施 等々
他にも多岐にわたります。
会員は、それぞれの部に所属し、各部で役割があります。私は、総務部所属となりました
本業と両立しながらというのが、大前提ですが、普段関われないような人たちと出会う機会がある、社会貢献ができる、それが本業にもつながるという気持ちがないとなかなか務まらないかもしれません。
定期総会と書記業務
税理士会でも会社と同じように年に1回総会が開かれ、1年の実績報告や翌年度の予算案などを発表し、採決を行います。
今回私は、その総会の書記に任命されました。
しかも、はじめて総会に出席し、それも書記担当を依頼され、少々戸惑いました。
普段の税理士業務で総会議事録などを作成致しますが、形式的なものです。諸先輩方に聞きながらなんとかその業務を務めました。
ホテルの広間で、会社が行うような株主総会に似たような雰囲気を経験できたことはとてもいい経験となりました。
普段の業務で私たちが作成する決算書はこういう場でも使用されるわけですから、改めてその責任とやりがいを感じました。
総会後は、別の部屋に移動し、懇親会がありました。
藤沢税務署長や藤沢市、茅ケ崎市、寒川町長、議員の秘書等が出席していました。このような人たちが一同に会するのも税理士会がそれなりの組織だということがうかがえます。
私は、もちろん直接お話しする機会はなく、終始、金融機関や保険の代理店、不動産管理の営業の方と名刺交換でした。
これもこれでいい経験です。
今日は、レコーダーとスマホに録音した総会の内容を生成AIで文字起こしして、議事録をまとめました。
いくつか生成AIを使ってその正確性を比較することができ、今後の本業でも生かせそうです。
来週は、辻堂にある小学校で租税教室の講師を務めます。
税理士同士、互いに本業があり、利害関係がほぼほぼないところが、プラスに働いてくれるところかなと思っています。
情報収集や相談も気軽にできるような関係を作って、お客様に還元をしていきたいです。
とりあえずは、できることからやってみようと。
それでは、また。
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