小学校に行って、租税教室の講師をしてきたよ!

租税教室

昨日は、藤沢市の小学校に行き、6年生を対象に租税に関する授業の講師をしてきました。

租税教室とは、

次代を担う児童・生徒に税の意義や役割を正しく理解してもらい、税に対する理解が国民各層に広がっていくことを願って開催しています。
(国税庁HPより引用)

当初は、税務署主催で行うことが多かったのですが、

より普及させるため、税理士もその役割を担うようになってきています。

私は、今回が初めての講師でした。

きっかけは、今年開業して、藤沢支部での税理士登録をした際に、先輩の方に声をかけていただいたことです。

元々興味はありましたが、準備が大変そうだな〜というイメージだったので、今回の募集では自分からは手をあげなかったかなと。

マニュアルがあり、準備は必要ないとのでしたが、何より租税教育を推進している部の先輩方が年齢が近く、人柄が良かったのがそれが決め手になりました。

事前に、講師が集まって研修もあり、初めての方や毎年のように受けている方様々でした。

講義は、パワポを使って、スクリーンに写して説明します。

以前は、黒板を使って説明していたそうですが、ようやく時代に追いついてきたようです。

主な内容は、

税金は、何のため納めるのか。

税金は、何に使われるのか。

税金は払って当たり前のように感じますが、

私の時代は、税金のことは、大人になるまでわからない、大人になってから自分で調べるのが一般的。

きちんとした教育を受けてきていません。

大人になっても税金と聞くだけで、難しい、よくわからないとの答えが返ってくるケースが多いです。

それを子供たちに教えることはハードルが高いような気も。

ただ、教育の一環として、税金を知ってもらう、関心を持ってもらうことは、将来的に本人にとっても、日本にとっても私はとてもよいことだと思います。

 

事前準備

マニュアルがあるのでそれ通りやればいいですとのことですが、

とはいえ、小学生が相手です。

チャイムがなるまでに終わるか、ちゃんと伝わるか、聞いてくれるか、どうせなら楽しんで欲しい、どこで気持ちを掴めるかなど色々考えたりするわけです。

結局頭の中で色々考えていても上手くはいかないので、リハーサルをします。

家族の前でも本番同様に時間を測りながら披露しました。

妻や子どもたちから現場のアドバイスをいただきました(笑)

 

いざ本番

事前にスケジュールが決まっていて、私は、6年生の1クラスで4時間目の授業担当です。

2−3時間目は他の方が講師を務めて、私は補助役。

児童がいる教室の雰囲気はまた違います。

実際に先輩講師がやっているところを見れたのは良かったです。

そして、私の出番がやってきました。

思っていた以上に児童の反応がよく、

どんな税金があるか知っている?

日本の消費税は何%?

外国の消費税は何%?

公共施設・公共サービスには何がある?

などの質問に、

手を挙げて積極的に発言してくれます。

最大の見せ場は、

アタッシュケースに入れた一億円の札束のレプリカを全員に持ってもらうことです。

重さは、10キロ。

レプリカとはいえ、一億円の札束を目の前にすると

すごい!、重い!、本物?、初めて見た〜?!ととてもいいリアクションをしてくれます。

最後に質問コーナーで、

宝くじは、税金かかるの?

なんで103万円の壁っていうの?

賞金100万円に税金はいくらかかるの?

何で税金は種類がたくさんあるの?

と様々な質問がありました。

一部回答に答えられなかったり、戸惑うようなところもあり、そこは反省点ですが、

興味を持ってくれたことはとても嬉しかったです。

最初なので、なかなか大変な部分はありましたが、何より最後はやって良かったと思いました。

こういう新しい経験は、自分自身も成長できるので今後もあっていいと思います。

それでは、また。

 

 

 

 

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